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カイロプラクティック施術効果に関する論文

日本統合医療学会誌(2012年)に掲載された論文であり、
東北大学での研究結果を始め、諸外国での研究データを基にカイロプラクティック施術の神経生理学的な影響を考察したものです。

腰痛に関する研究

当ハンズオングループ代表、小倉毅D.C.は、東北大学大学院医学系研究科博士課程に在籍する大学院生としてカイロプラクティックの研究を進めておりますが、「カイロプラクティック施術前後の脊柱の解剖学的位置関係の評価」の研究をまとめ、国際生命情報学会シンポジウムで同研究の講演を行いました。また、同研究は、日本磁気共鳴医学会大会においても共同研究者による講演が行われました。

研究概要

人間の背骨には重力を分散するための正常なカーブがあり、その中でも腰椎カーブ(反り返り)の異常は腰痛の原因の一つと考えられます。例えば、ギックリ腰や椎間板ヘルニアはこのカーブが減少している人に起こりやすいというものです。この研究では、20名の腰痛持ちボランティアに対し、1回のカイロプラクティック施術前後にMRIを撮影し画像上での腰椎の位置変化を調べました。その結果、腰椎カーブが増強していたボランティアでは、施術後にカーブ減少がみられ、腰椎カーブが減少していたボランティアでは、施術後にカーブ増加がみられました。つまり、1回のカイロプラクティック施術で骨格的な改善(変化)が得られる可能性が高いということです。

詳細データ

画像で示す3つの角度を計測し、施術前後の比較を行いました。

(計測)角度1

(計測)角度2

(計測)角度3

比較結果のデータ

仙骨底角度

L5-S1椎間板角度

腰椎前彎角度

これらのデータから、カイロプラクティックは腰痛治療・腰痛予防に効果があるということが言えると考えられます。

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